ただ塗るだけの時代は終わり
デザインして長持ちさせる外壁塗装


屋根塗装でよくある失敗のひとつが、下塗りを1回で終わらせてしまうことです。
ぱっと見はきれいに仕上がっていても、数年後にこんな症状が出ます。
・色あせやツヤの早い劣化
・塗膜の浮きや剥がれ
・コケや藻の再発
・雨染みが出やすくなる
つまり、一見仕上がったように見えても「密着していない塗膜」は長持ちしないのです。
「塗って終わり」ではなく、「どれだけ屋根に密着させるか」が本当の仕上がりを決めます。
屋根材、とくにスレート(カラーベスト)やセメント瓦などは、
年数が経つと表面が劣化し、スポンジのように塗料を吸い込みます。
そのため、1回目の下塗り → 吸い込み止め・下地強化
2回目の下塗り → 均一な塗膜形成・密着性向上
という“段階的な工程”が必要になります。
1回だけでは、下塗り材が屋根の中に吸い込まれて塗膜(保護層)ができないため、その上から上塗りを重ねても、根本的に定着しません。
「密着層が足りない → 保護膜が薄い → 紫外線・熱・雨水の影響を受けやすくなる」
という因果関係です。
実際の現場データ
弊社でも下塗り1回で仕上げた屋根を後年に再塗装するケースを多数見てきました。
その際の塗膜の状態は、早ければ3年で退色、5年で剥離といった症状が確認されています。
一方、同じ屋根材・同じ上塗り塗料でも、下塗り2回+上塗り2回(計4回塗り)で仕上げた場合は、10年経っても光沢と密着を維持している例が多くあります。
メーカーの技術資料でも、「吸い込みの多い屋根材には下塗り2回を推奨」と明記されているほど、下塗り2回は科学的にも理にかなった施工法です。まとめ
下塗りを2回行うかどうかで、屋根の寿命は5年、10年と大きく変わります。
見えない部分にどれだけ手間をかけられるか――そこが、“職人の良心”と“家の未来”を分ける部分だと私たちは考えています。
teto paintでは、屋根の状態をしっかり診断し、必要に応じて下塗り2回を標準仕様としています。
「きれいに塗る」ではなく、「長く守る」塗装をお届けします。
無料診断、見積り実施中です。
お問い合わせはこちらContact
お問い合わせ
ご相談やお見積もりのご依頼は、こちらからお気軽にどうぞ。
外壁や屋根の塗装についての疑問やご不安、
「こんなこと聞いてもいいのかな?」という小さなことも大歓迎です。